

「野村證券のMRFって、名前は聞いたことあるけど、どんなものかよくわからない…」
そんな投資初心者さんのために簡単な解説記事をかきました!
MRFの基本から、メリット・デメリット、注意点まで、これさえ読めばまるっと理解できると思います。
- そもそもMRFってなに?
- 勝手に野村證券MRFなるの?
- 野村MRFの利回り推移は?
- MRFの分配金は何所得?
- 野村MRFの分配金はいつ振り込まれる?
野村證券MRF(マネー・リザーブ・ファンド)の金利とは?
そもそもMRFってなに?
MRF(マネー・リザーブ・ファンド)とは、一言で言うと「安全性を重視した、短期運用のための投資信託」です。
「投資信託」と聞くと、株やFXのようにリスクが高くて怖いイメージがあるかもしれません。しかし、MRFは主に国債や短期の社債など、安全性の高い金融商品で運用されています。
そのため、預金に近い感覚で利用できるのが大きな特徴です。
ただし、預金に近い性質を持っているとはいっても、投資信託である以上、元本保証はありません。
また、金利は常に変動しますので、預金のように一定の利息が得られるわけではないことに注意が必要です。
勝手に野村證券MRFなるの?
野村證券に関しては、特別な手続きをする必要はなく、現金を入金すると自動的にMRFでの運用になるため、現金ポジションに応じた利息が定期的に支払われることになります。


まさに銀行にお金を預けたの同じような感じです。
野村MRFの利回り推移は?
MRF(マネー・リザーブ・ファンド)の利回りは、主に以下の要因によって変動します。
- 市場金利の動向
- MRFの運用状況
とはいっても、MRFの中身はほとんど債券ですので、基本的に市場の金利の影響が大きいと考えられます。


日銀の政策金利の上昇が続いたため、2025年2月19日現在で、0.27%(税引き前・年率)の利回りとなっています。
ネット銀行各社でも0.3%(年率)程度の利息がつくところが増えてきたので、わざわざ野村MRFに預ける必要はないと思いますが、野村證券メインで取引する人にとっては現金を入れておくだけでもそこそこの利回りにはなりますね。
代表的な銀行の金利はこちらの記事でも紹介しています↓


MRFの分配金は何所得?
分配金の扱いは利子所得として扱われます。
なので、特定口座であれば株などの配当金と同様に20.315%が課税されます。


特定口座であれば、源泉徴収されるため特に手続きする必要はありませんが、損益通算するためには確定申告が必要になってきます。
野村MRFの分配金はいつ振り込まれる?
野村MRFの分配金の分配ルールはこちら
分配金は、毎月の最終営業日に1カ月分(前月の最終営業日から当月の最終営業日の前日までの分)をまとめ、分配金に対する税金を差し引いたうえ、自動的に再投資されます。
野村MRF
毎月1回分配金が出されて、自動的にMRFの口座に入金されます。


わずかな金額で恥ずかしいですが、しっかり分配金が入金されているのがわかると思います。
野村證券をメインで取引されている人は、現金を銀行においておかなくても利子がつくので、遠慮せずどんどん入金しましょう!
ほかにMRFを取り扱っている証券会社は?
MRFは野村證券以外にも数社の証券会社が取り扱っています。
代表的な証券会社はこちら
証券会社によっては、複数のMRFを扱っていたりするので、各社の公式サイトで商品と利回りの確認をしてみてください。
ネット証券会社が主流の今だと、なかなかこのあたりの証券会社をメインに使用している人は少ないかもしれませんね。
野村證券MRF金利に関するQ&Aのまとめ
今回は、野村證券のMRFについて、基本的な知識から具体的な活用方法まで解説しました。
いかがでしたでしょうか?
この記事を参考にして、少しでもお得に資産運用ができればうれしいです。

