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今回も週刊神文鳥始めていきましょう!
今回の話題はこちら↓
今年に入って、S&P500は30%を超えるリターンが出ているようですが、いつまでこの好調な相場が続くんでしょうね…
というわけで、このあたりについて色々調べてみたので記事にまとめてみました!
S&P500のPBR
神文鳥さんのポストでも触れていた、S&P500のPBRをあらためて見てみましょう。
ちなみにPBRの過去データはこちら↓
- 平均:3.03
- 中央値:2.83
- 最小値:1.78(2009年3月)
- 最大値:5.06(2000年3月)
現在値(2024年7月)が5.09なので、過去最大値を更新したことになりますね。
これだけ見ても、割高水準ではあります。
ちなみに、最大値を示した2000年3月ごろはどんな相場だったかを、perplexityに聞いてみました。
答え:2000年3月の株式市場は、ITバブルの絶頂期とその崩壊の始まりが特徴的です。
ITバブルの絶頂
2000年3月10日、米国のナスダック総合株価指数は取引時間中に5132.52という高値を記録しました。これは前年の2倍以上の値であり、インターネット関連株の人気が頂点に達した瞬間でした。この現象は「ドットコム・バブル」として知られています[1]。
バブル崩壊の始まり
しかし、金融引き締めの影響でインターネット関連株は急落し始めました。この影響は日本にも波及し、2000年3月には日経平均株価が2万円台を記録していましたが、その後急落し、同年10月には1万5000円を割り込みました[1]。
日本市場の動向
具体的には、2000年3月31日時点での日経平均株価は20,337円32銭でした[2]。この時期、日本の株式市場は年初から上昇基調にありましたが、4月には年初来高値の20,833.21ポイントを記録しました[3]。
経済情勢
2000年3月1日の時点で、日本銀行の審議委員は、円ドル相場が安定し、原油価格の高騰が一段落していることを指摘しつつ、米国株価の動向に注目していました[4]。
結論
2000年3月の株式市場は、ITバブルの頂点とその崩壊の始まりが大きな特徴であり、これが日本市場にも大きな影響を与えました。日経平均株価は一時的に高値を記録しましたが、その後の急落が市場全体に不安をもたらしました。
Citations:
[1] https://indexes.nikkei.co.jp/atoz/2016/06/2000s.html
[2] http://www.nicmr.com/nicmr/data/topics/jp/jp2000_01.html
[3] https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/factbook/files/jfb2001.pdf
[4] https://www2.boj.or.jp/archive/announcements/press/koen_2000/ko0003a.htm
[5] https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2020/2020_243.html
いわゆるドットコムバブルが弾けて、株価が暴落を始めた年だったようです。
2024年7月現在で、このドットコムバブル時代のPBRを更新したわけですから、現在がバブルだと言われてもしょうがないですね。
大きめの下落が来てもおかしくない水準です…
S&P500のPER
今度は、S&P500のPERを見てみましょう。
今回は通常のPERではなくシラーPERというもののチャートですが参考程度に見るだけななので、細かい違いは無視します。
シラーPERは
ノーベル経済学賞受賞者のロバート・シラー教授が考案した指数で、CAPEレシオとも呼ばれる。 株価の割高・割安を測る指標の一種で、過去10年間の1株あたり純利益の平均値をインフレ率で調整した実質純利益でPER(株価収益率)を計算する。
野村證券用語解説集より引用
となっています。
過去のシラーPERはこちら↓
- 平均値:17.13
- 中央値:15.98
- 最小値:4.78(1920年12月)
- 最大値:44.19(1999年12月)
過去最大とまではいきませんが、十分高値圏で推移しています。
最大値を示した、1999年12月はPBRの時と同様にドットコムバブルの最中ですね。
チャートを見てみても割高に感じる位置なので、警戒は必要なのかなと思います。
シラーPERも割高水準と…
VIX指数
つぎは、恐怖指数とも呼ばれるVIX指数をみてみましょう。
VIX指数(ボラティリティ・インデックス)は、市場の変動性や投資家の不安感を示す指標のことで、S&P500のボラティリティを指数化したものです。
通常時は10〜20の範囲で推移することが多いようです。
直近のコロナショックの時は、60を優に超えていましたね
チャートを見てみると、現在値は12.84
通常時の範囲内で推移しており、どちらかというと低値。
投資家の心理的には楽観しているということでしょうか。
強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく
テンプルトン卿の流儀より抜粋
個人的にはこの格言を自分の投資スタイルとしているので、明らかに今の米国株は買い時ではないですね。
休むも相場。何もしなくてもいいときは何もしない。
Fear & Greed Index
Fear & Greed Index(恐怖と貪欲指数)は、株式市場における投資家の心理状態を示す指標です。
- 市場の勢い
- 株価の強さ
- 株価の幅
- プット・コール・オプション
- ジャンクボンドの需要
- 市場のボラティリティ
- 安全な避難先の需要
これらの項目を使って計算しているようです。
強気相場の時は強欲になり、弱気相場の時は恐怖に変わります。
この記事を書いた段階(2024年7月11日)では、指数は58(貪欲)となっています。
きわめて貪欲というわけでもないけど、恐怖もない。
1か月前までは「恐怖」だったのに、今は楽観しているという状況です。
指標的にはなんとも言えず、まだまだ株価は上がっていきそうでもありますね。
かといって、積極的に買いたい水準かと言われるとそうでもない…
難しい水準ですね。
ヒンデンブルグオーメン
ヒンデンブルグオーメンは米国株式市場の急落を予兆するテクニカル指標の一種です。
まあ、オカルトみたいなもんですがねw
ヒンデンブルグオーメンは米国株式市場の急落や暴落を予測するシグナルとして使用されていて、以下の条件が満たされるとシグナルが点灯します。
- ニューヨーク証券取引所(NYSE)での高値更新銘柄と安値更新銘柄の数が、その日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.2%以上
- NYSE総合指数の値が50営業日前を上回っている
- 短期的な騰勢を示すマクラレンオシレーターの値がマイナス
- 高値更新銘柄数が安値更新銘柄数の2倍を超えない
一度サインが点灯すると、約41%の確率でパニック売りが発生するとされ、有効期間は約40日程度とされています。
Xのヒンデンブルグオーメンさんも最近ポストしていますが、7/9にヒンデンブルグオーメンが点灯しています。
これから40日以内に暴落が起きるのか、ワクワクソワソワしますね笑
さいごに
今回はS&P500(米国市場)の割高感について書いてみました。
個人的には、かなり高値の水準なので大きく買いたいとは思いません。
しかし、ある程度は買っておかないと、いつまで続くか分からないこのバブル相場についていくことはできません。
なので、積みたて投資は継続しつつ、暴落や大幅な調整に警戒したいと思っています。
30%以上の下落があれば、SPXLやTQQQ、レバナスなんかのレバレッジ商品を買ってみてもいいかなーなんて思っております。
※あくまで個人的な考えなので、ご自身の投資はご自身でよく考えて、慎重に行ってください。
SPXLは、コロナショック時の下落から1年ほどで約7倍、TQQQは約10倍になりましたからね…
レバレッジ商品には夢がありますね笑
というわけで今回はこのへんで!
また次回の記事でお会いしましょう!
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