こんにちは、からあげ(@karaage_invest)です。
Xもやっていますので、フォローお願いいたします。
\ 投資やお金のことをポストしてます /
先週は激動の1週間でしたね。
日銀が政策金利を上げたことや、FOMCでのパウエル議長の利下げ示唆など株式市場や為替は大きく変動しましたね。
為替に関しては、1か月で10円以上も円高に進みました。
1か月でこれだけ変動する通貨って大丈夫なのか?って感じです笑
日本円は好き放題いじられていますね(憤怒)
というわけで、不安定な市場で投資を続けるために必要なことを神文鳥さんがポストしてくれたので、見ていきましょうね!
今回の記事はこのテーマ↓
それでは今週も週刊神文鳥よろしくお願いいたします!
投資のコツはカイジにならないこと
突然ですが、カイジって知ってますか?
たぶん知っている人のほうが多いと思いますが、簡単に紹介しておきます。
伊藤開司(いとうかいじ)、通称カイジは、ギャンブル依存症で借金まみれの青年です。
社会の底辺で生きており、常に劣等感を抱いています。性格は臆病で消極的なんですが、いざという時には度胸があるというか、神がかり的な力を発揮するタイプです。
言わずもがな、このマンガはギャンブルで一発逆転する話であり、時には命を賭けることもあります。
そういった極限状態での心理戦が面白いところではありますが、あくまでマンガです。マネしないようにしましょう笑
個人的に投資は、カイジのように運否天賦の勝負ではなく、あくまで資産運用・形成の手段だと思っています。
ラッキーで資産が増えるわけではなく、増えるべくして増える。そういうもの。
みなさんもリスクを抑えた運用を心掛けましょう!
機会損失を受け入れると余裕がでる
機会損失(チャンスロス)っていう言葉もよく耳にしますね。
インデックス投資家の方は、稲妻の輝くときを逃さないように許容範囲内の資金を常に市場に預けるということをしていますね。
また個別株投資をしている人も、一番資金効率がいいのはフルインベストメント!ということで、持っている資金をすべて投資に回している人もいます。
たしかに、資金効率の面から言えばフルインベストメントの方がいいのはわかります。
現金の比率が多いと、その分は増加しないだけではなく、インフレに負けて目減りしていくわけですからね。
それでも、フルインベストメントよりある程度の現金を残しておくほうが、精神的なストレスは軽減できると思います。
自分も基本的には現金比率をある程度一定にしながら、コツコツ投資をしています。
ある程度の現金比率を決めておくと、今回のような株安・調整が起きた時にも、機械的に買い増しができるようになるので、おすすめです。
・株70 現金30 の場合
20%株価が下落すると
・株56 現金30 になるので
この比率をリバランスしていくわけです。
・株60 現金26
になるように株を買っていけば、一定の現金比率を保って買い付けができます。
とくに今は、単元未満株の購入も可能なので、コツコツ買いやすくなったのはないでしょうか?
そして、逆に株高になって現金比率が低くなってしまったら、株を売って現金を増やします。
現金比率は人それぞれなので、自分の心地いい比率に調整してもらって構いません。
ラッセル2000は米国金利低下で上がる
ラッセル2000は、アメリカ合衆国の代表的な株価指数の一つで、ラッセル・インベストメントが算出・公表しています。
この指数は、米国市場(ニューヨーク証券取引所、NASDAQなど)に上場している企業の中で、時価総額が上位1001位から3000位までの2000銘柄で構成されています。
ラッセル2000は小型株のベンチマークとして広く利用されていて、米国小型株指数といっていいでしょう。
米国の金利が下がると、ラッセル2000指数は一般的に上昇する傾向があります。
上昇する理由は大まかにはこちらが挙げられます。
- 企業の負債コストの低下
- 投資家のリスク選好の変化
- 景気刺激効果
ラッセル2000に含まれる中小型株は、多くの場合、負債比率が高く、フリーキャッシュフローが限られているため、金利が低下すると企業の借入コストが減少することになるので、メリットになります。
また、金利が下がると、投資家はより高いリターンを求めてリスクの高い資産に資金を移す傾向があるので、小型株に対する需要が増加し、ラッセル2000指数が上昇することが多いようです。
一般的に低金利環境は経済全体を刺激しやすく、特に景気に敏感な小型株にとってはプラスの影響が出そうです。
そして、ラッセル2000は「景気の先行指標」としても知られており、金利低下が経済成長を促進する場合、その恩恵を受けやすいこともしられています。
ちなみに、相場の下落局面にも先行するので「炭鉱のカナリア」とも呼ばれていますね。
固定ローンに狼狽変更する奴が増える
これは住宅ローンの話ですね。
けっこうXでも話題になっていましたが、日銀の政策金利が上がったことで、住宅ローンの金利も上昇する可能性が大きくなりました。
住宅ローンは主に
- 固定金利(金利は高いけど、ずっと変わらず)
- 変動金利(金利は安いけど、政策金利などで変動)
があるわけですが、60~70%人は「変動金利」を選んでいるようです。
参考:住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2023年4月調査)】
今までは低金利政策でしたから、あたりまえっちゃ当たり前の話で、わざわざ高い固定金利を選んでいるほうが謎ではあります。
しかし、今回の日銀の政策発表で0.15%の追加利上げが発表されたことで雲行きが変わりそうです。
「利上げを始めたってことは、また追加利上げがあるかもしれない!」「利上げされる前に固定金利に乗り換えておけば安全だ!」
と考える人も出てくるでしょうね。
しかし、それは一度考えたほうがいいと思います。
金利が上がったとはいえ、現時点では圧倒的に変動金利のほうが安く残りのローン期間を考えると、固定金利にしたほうが損する場合もあります。
参考:2024年5月の住宅ローン金利まとめ【一部の銀行で変動金利が上昇】
そして、それを知らないで狼狽変更した人は、無駄に金利を払う羽目になりますね。
ということは、その無駄な金利分がどうなるかというと、お金を貸している銀行の利益になるということです。
はい、おめでとうございます。
銀行株を持っているあなた!その利益はあなたのものです笑
これからは、この「金利」が重要なキーワードになってきそうですね。
金利が経済にどのように影響するのか考えて投資していく必要がありそうです。
チューリップバブルの教訓を思い出す
チューリップバブルは、17世紀のオランダで起こった歴史上最初の記録された投機バブルとして知られています。
チューリップの球根、特に希少な品種の球根が投機の対象となり、一部のチューリップ球根の価格が熟練職人の年収の10倍以上にまで高騰しました。
大まかな流れはこんな感じ↓
1.チューリップ球根の価格が実際の価値から大きく乖離し、一部の球根が熟練職人の年収の10倍以上にまで高騰。この非現実的な価格水準は長期的に持続不可能。
↓
2.実際の球根ではなく、球根の先物契約が取引の中心となり、多くの人々が投機目的で参加。これにより、市場が実需から乖離し、不安定化する。
↓
3.信用取引の拡大。新たな金融商品(コール・オプションなど)の開発により、少ない元手で多額の投機が可能になる。これが投機をさらに加速させ、リスクを増大させた。
↓
4.投機熱が一般の人々にも広がり、「貴族も、平民も、農民も、職工も、水夫も、人夫も、メイドも、煙突掃除人も、年老いたお針子までも、チューリップ熱に取りつかれた」状態になりました。これにより、市場の不安定性が増大。
↓
5.チューリップは球根から育つ植物であり、種からでも子球からでも増やすことができます。長期的には供給が増加する可能性があり、これが価格下落の要因となりました。
↓
6.急激な価格上昇が続き、いずれ価格が下落するのではないかという不安が広がる。そうなると終わりの始まり。一旦売りが始まると急激な価格下落につながりました。
↓
7.バブル崩壊時に、多くの投資家が契約を履行できなくなり、これが連鎖的に市場全体に影響を与えました。
とまあ、こんな感じの流れのようですが、これってどっかで見たことありませんか?
そう!現在のAIバブルです!
形のないチューリップ(AI)に皆が熱中していること。新NISAが始まり、投資する人が増えたこと。どんどん伸びていく株価に浮かれ、身の丈に合っていないレバレッジをかける人が増えていること。
とくに米国株(S&P500)のPBRはバブル時と同じ5倍以上になっていることからも、加熱感が伝わってきます。
とまあ何とか言ってるうちに、日経平均は大暴落。
参考:日経平均終値、2216円下落 「ブラックマンデー」に次ぐ下げ幅
ちょっと前の記事でも、危険化かもって書いてましたね。
しかし、このくらいの下げでは割高感はまだ解消されず、まだまだ下がる可能性はありますから、ゾクゾクしちゃいますね。
もうかなり下落してしまったので、今更なんですが、こういう時は積極的に上値を追っていくより降りるほうがベターですね。
自分も、指数の積み立て以外は積極的に株は買っておらず、下値が限定的であろうREITだけを購入しています。
おかげさまで、ダメージは最小限に抑えられています。
ランダムではなく、インチキウォーク
ランダムウォークとは、将来の株価が過去の動きとは関係なく、ランダム(確率的)に動くという考え方です。
ランダムウォーク理論は、効率的市場仮説と密接に関連していて、効率的市場では、すべての情報が即座に株価に反映されるため、株価の動きは予測不可能になると言われています。
個人的には、本当に市場が効率的なのか?っていう疑問は残りますが、株価の動きが読めないのは同意します。
というより、短期の株価は操作されている可能性が高いと思います。
金を持っている大口投資家が株価を動かすことができるので、短期のトレードは後出しで株価を操作できる人には敵わないんじゃないかな?
やはり金…!!金は全てを解決する…!!
さいごに
というわけで、今回は株価が急落した時にこそ考えるあれこれについて書いてきました。
まあ、ぶっちゃけてしまうとワイも現金比率維持できてないし、信用取引も使っているので、人のことは言えません笑
知っていてもできないという、自分の心の弱さを感じられた1週間でした。
(このまま様子を見るか、損切りするか…それがもんだいだ)
それでは今回の記事はこのへんで!
みなさんの投資がうまくいくことを祈っております!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!(生きていれば)
ばいばい!
さいごにポチッと↓
コメント