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こんにちは、からあげ(@karaage_invest)です。
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今回は、つい先日発表された新商品の投資信託Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)について記事にしてみました!!
新商品の発表時にXでポストしてました。
というわけで、本編へまいりましょう!
基本情報
Tracers S&P500トップ10インデックスは、S&P500指数のトップ10銘柄に重点を置いたインデックスです。
S&P500は、アメリカ合衆国の主要な企業500社の株価パフォーマンスをトラックする指数であり、その中から上位10社の株価の動向に焦点を当てています。
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)の基本情報はこちらです。
ファンド名 | Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式) |
実質的な負担(年率) | 年率0.10725%(税抜0.0975%)程度 |
対象インデックス | S&P500トップ10指数(税引後配当込み、円換算ベース) |
手数料も以外と安いので、以外といいかもしれませんね。
S&P500トップ10指数は、S&P500指数の構成銘柄のうち、時価総額上位10社の株式で構成される株価指
数のことで、浮動株調整後の時価総額を加重平均して算出されます。
原則として毎年6月に構成銘柄の見直しが実施され、年4回、構成比率の調整が行なわれるようです。
S&P500トップ10指数の上位構成銘柄はこちら↓
銘柄 | 業種 | 構成比率 | |
1 | マイクロソフト | ソフトウェア・サービス | 21.9% |
2 | アップル | テクノロジー・ハードウェア | 18.8% |
3 | エヌビディア | 半導体・半導体製造装置 | 13.9% |
4 | アマゾン | 一般消費財・サービス流通 | 11.4% |
5 | メタ | メディア・娯楽 | 7.7% |
6 | アルファベット(クラスA) | メディア・娯楽 | 5.8% |
7 | バークシャー・ハサウェイ | 金融サービス | 5.3% |
8 | アルファベット(クラスC) | メディア・娯楽 | 5.0% |
9 | テスラ | 自動車・自動車部品 | 4.0% |
10 | ユナイテッドヘルス・グループ | ヘルスケア機器・サービス | 3.2% |
11 | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 医薬品・バイオテクノロジー | 2.8% |
12 | ケンビュー | 家庭用品・パーソナル用品 | 0.2% |
詳しくはこちらのサイトをどうぞ↓
S&P500と比較してみる
それでは、インデックスのつみたてとして人気のS&P500と比較してみましょう。
リターンを比べると、トップ10のほうが圧倒的に高くなっていますね。
これは、S&P500を牽引しているのがいわゆるM7(マグニフィセント7)ですから、当たり前といえば当たり前ですね。
※M7とは…GAFAM(グーグル=現アルファベット、アップル、フェイスブック=現メタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドットコム、マイクロソフト)と呼ばれる主要5社に、エヌビディアとテスラを加えた7銘柄のこと。
各指数の騰落率と比較してみても、リターンはかなり高いことが分かります。
しかし、同時にドローダウンも最大となっていて、かなりボラが大きい商品だということが分かります。
こちらの商品は、NISAのつみたて枠では購入できませんが、成長枠では投資できます。
これから先も、トップ10の企業が世界を牽引していくと信じている人は、ボラが大きくても大きなリターンを得られるかもしれません。
類似の商品と比較
トップ10と似ている商品には、先に発売されている「iFreeNEXT FANG+インデックス」や「一歩先いく US テック・トップ20インデックス」等があります。
iFreeNEXT FANG+インデックス
「FANG+」の構成銘柄は、「FANG」に加えて、アップル、マイクロソフト、エヌビディア、テスラ、スノーフレイク、ブロードコムとなっています。
「FANG+」は加重平均型ではなく、等金額型の商品です。すべての銘柄を同じ割合で買い付けるイメージです。
構成銘柄はこちら↓
順位 | 銘柄 | 業種 | 構成比(%) |
---|---|---|---|
1 | アルファベット A | コミュニケーション・サービス | 11.10 |
2 | テスラ | 自動車 | 10.70 |
3 | ブロードコム | 情報技術 | 10.00 |
4 | アマゾン ドットコム | 情報サービス | 9.60 |
5 | アップル | コンピュータ・通信機 | 9.50 |
6 | マイクロソフト | ソフトウェア | 9.10 |
7 | スノーフレイク | ソフトウェア | 9.10 |
8 | エヌビディア | 電子機器・部品 | 9.00 |
9 | ネットフリックス | 個人サービス | 8.60 |
一歩先いく US テック・トップ20インデックス
「一歩先いく US テック・トップ20インデックス」は、米国を代表するテック企業の20社で構成されています。
こちらは、時価総額加重平均型になっています。
構成銘柄は以下↓
順位 | 銘柄 | 業種 | 構成比(%) |
---|---|---|---|
1 | エヌビディア | 情報技術 | 12.8 |
2 | メタ | コミュニケーション・サービス | 11.5 |
3 | ネットフリックス | コミュニケーション・サービス | 9.9 |
4 | ブロードコム | 情報技術 | 9.4 |
5 | スノーフレーク | 情報技術 | 9.3 |
6 | アマゾン | 一般消費財・サービス | 9.2 |
7 | マイクロソフト | 情報技術 | 8.6 |
8 | グーグル | コミュニケーション・サービス | 8.2 |
9 | ICE NYSE FANG+ INDEX FUTURE MAR 24 | — | 8.1 |
10 | アップル | 情報技術 | 7.3 |
どちらも構成銘柄は大体同じですね。
各商品の信託報酬をまとめたものがこちら↓
商品名 | 信託報酬 | タイプ |
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式) | 年率0.10725% | 時価総額加重平均型 |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 年率0.7755% | 均等型 |
一歩先いく US テック・トップ20インデックス | 年率0.495% | 時価総額加重平均型 |
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)の信託報酬がダントツ安いので、積み立てしていくなら、こちらが一番いいかもしれませんね。
ちなみに、Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)を購入している人は、みらいよたろうさんのポストも参考にどうぞ↓
テック系の構成銘柄なので、NASDAQとほとんど同じ動きしているし、なんならリターンはNASDAQのほうが上?
これなら分散されている、NASDAQを買った方がいいかもね!
まとめ
今回は米国株を牽引する代表的な銘柄が含まれる、インデックス商品について紹介しました。
どの商品もインデックス商品とはいえ、限られた銘柄に集中した商品となっています。
ボラが大きく、ほとんど個別株を運用しているような感じになるので、過信は禁物かなと。
過去からの実績を見ると、トップ企業に投資しておけばかなり大きなリターンが得られそうですが、これから先どうなるかはわかりません。
ただ面白そうな商品ではあるので、監視してみようと思います。
個人的に購入する予定はありませんが、暴落時などに大人買いすれば報われそう!
ただ、資産形成という意味で購入するなら、S&P500などのインデックスで十分な気もしますね。
こちらの記事もどうぞ↓
というわけで、今回はここまで!
また次回の記事でお会いしましょう!
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