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【2014】iシェアーズ米国連続増配株の基本情報
【2014】iシェアーズ米国連続増配株ETFは、継続して増配をしている米国株式で構成されるMorningstar米国配当成長株式指数(税引後配当込み、国内投信用、円建て)に連動する投資成果を目指すETF(上場投資信託)です。
本家の米国ETFである、DGROの東証版ETFになっています。
銘柄名 | iシェアーズ 米国連続増配株 ETF | iシェアーズ・コア配当グロースETF |
銘柄コード | 2014 | DGRO |
対象指標 | Morningstar米国配当成長株式指数(税引後配当込み、国内投信用、円建て) | モーニングスター米国配当グロース指数 |
売買単位 | 10口 | 1口 |
信託報酬 | 0.11%(税込:0.121%)程度 | 0.08% |
分配支払基準日 | 毎年2月9日、5月9日、8月9日、11月9日(年4回) | 毎年3、6、9、12月(年4) |
本家のDGROの経費率は0.08%で、【2014】は0.121%と比較しても少しの差なので、許容範囲内ではないでしょうか。
DGROの特徴
DGROは、iShares Core Dividend Growth ETFとして知られており、米国の連続増配株式に投資するETFです。
DGROは、高い成長率、増配が期待できる、経費率が安いというメリットがあります。DGROは、ブラックロックが運用しており、418銘柄で構成されています。
DGROは、米国の5年間の連続増配実績、配当性向が75%未満、配当利回り上位10銘柄を除外した銘柄に投資しています。
DGROの配当利回りは2.41%(2024年2月現在)で、年間4回の配当があります。
DGROは、日本ではマイナーなETFであり、取扱いをしている証券会社が少ないことがデメリットです。
みなさんが使っている、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などでは取り扱いがなく、海外証券会社のサクソバンクなどでしか購入できません。
DGROの構成銘柄TOP10
配当性向が75%未満、配当利回り上位10銘柄を除外しているので、株価が下がって利回りが高くなってしまっているものや、タコ足配当銘柄などは構成銘柄にならないとこが優れていますね。
名称 | 組入割合(%) |
---|---|
MSFT:US マイクロソフト | 3.06 |
JPM:US JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー | 3.03 |
AVGO:US ブロードコム | 2.96 |
XOM:US エクソンモービル | 2.85 |
ABBV:US アッヴィ | 2.77 |
JNJ:US ジョンソン・エンド・ジョンソン | 2.74 |
AAPL:US アップル | 2.62 |
CVX:US シェブロン | 2.62 |
PG:US プロクター・アンド・ギャンブル | 2.24 |
HD:US ホーム・デポ | 2.12 |
セクターの割合
構成銘柄のセクターは以下の通り。
金融、IT、ヘルスケアが少し多めですが、幅広く分散されています。
意外とディフェンシブ銘柄より景気敏感株のほうが多いようです。
チャート比較
DGROに似ているETFに「VIG」があるので、そちらと比較してみます。
VIG(バンガード・米国増配株式ETF)は、過去10年以上増配を続けている米国大型株に投資できるETFです。
VIGと比較しても、ほとんど同じようなパフォーマンスです。
配当利回りは、DGRO:2.72% VIG:2.12%(2024年1月現在)となっており、DGROのほうが少し有利になっていますね。
経費率は、DGRO:0.08%、VIG:0.06%なので、VIGのほうが少し安くなっています。
配当金込みでリターンを見ると、DGROのほうが少し高いかもしれません。
VIGの構成銘柄トップ10
VIGの構成銘柄上位は、DGROとほとんど同じです。
名称 | 組入割合(%) |
---|---|
MSFT:US マイクロソフト | 5.31 |
AAPL:US アップル | 4.44 |
JPM:US JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー | 3.25 |
UNH:US ユナイテッドヘルス・グループ | 3.22 |
AVGO:US ブロードコム | 3.14 |
XOM:US エクソンモービル | 2.65 |
V:US ビザ | 2.63 |
JNJ:US ジョンソン・エンド・ジョンソン | 2.49 |
MA:US マスターカード | 2.35 |
HD:US ホーム・デポ | 2.30 |
10年以上連続増配している銘柄を選んでいるので、まあほとんどカブりますよね。
さいごに
新たに発売された【2014】iシェアーズ 米国連続増配株 ETF(東証版DGRO)ですが、よく似たETFであるVIGに比べて高い利回りが期待できそうです。
東証ETFということもあり、ドルへの交換もする必要もなく購入できるのが最大のメリットです。
個人的にはVIGより期待してます!
配当目的の投資もしたいけど、キャピタルゲインも狙いたい、そんな欲張りさんにはもってこいの銘柄になりそうです。
節税しながら資産形成できるので、やらないと損です!
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