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こんにちは、からあげ(@karaage_invest)です。
今回はこのネタです。
最近よく耳にする定額減税。いったい何の目的でやるのか?いくら減税されるのか?分かりにくいことが多いので、今回記事にまとめてみます。
それではいってみましょう!
定額減税の目的
賃金上昇が物価高に追いついていない国民の負担を緩和するため、デフレ脱却のための一時的な措置として、令和6年分の所得税、令和6年度分の個人市民税・県民税の減税を実施することとされました。
千葉市公式サイトより引用
定額減税の目的は、主に以下の2つが挙げられます。
1. 家計の経済負担を軽減すること
近年、物価上昇が続いている中、国民の生活は苦しくなっています。そこで、政府は、定額減税によって国民の手取り収入を増やし、家計の経済負担を軽減することを目的としています。
2. 経済の活性化
国民の手取り収入が増えれば、消費も増えると考えられます。消費が増加すれば、企業の売り上げも増加し、経済全体が活性化することが期待できます。
定額減税は、所得にかかわらず一定額の税金を減税する制度です。そのため、低所得者ほど恩恵が大きく、所得格差の是正にもつながることが期待されています。
なお、定額減税は2024年6月から開始される予定で、年間4万円の所得税と住民税が減税されます。
というわけですね。
月4万円じゃないですよ。年4万円です。月にしたら3333円…
こんな金額でどうやって物価高に対応すんねん!
というツッコミが各方面から聞こえてきますが、まあそういうことです。
定額減税の対象者と方法
定額減税の対象者は、本人と同一生計配偶者または扶養家族となっています。
本人+配偶者+2人の子供がいる家庭では、4万円×4人=16万円の減税を受けることができる計算です。
※ちなみに年収2,000万円以上の人は対象外になっています。
・所得税3万円
・住民税1万円
この減税ですが、6月からの毎月の給与から引かれていくことになります。
上の表を見てもうと分かりますが、年収500万円の方だと所得税は年間約14万円、住民税は年間24万円ほど。
毎月だと、所得税が1万1600円くらいで、住民税が2万円ということになりますね。
ここから定額減税していくわけなので、所得税だと約3カ月・住民税は1カ月(1回)で終わるということですね。
実際は扶養家族分の減税額になるので、扶養家族3人の場合は×4になるので、総額16万円分まで減税されるわけです。
この場合、所得減税3万円×4人=12万円なので、引き切ることができましたが、年収450万円の場合だとどうなるのでしょう?
年収450万円の人の場合、所得税額はおよそ10.5万円。家族4人の場合の減税額である12万円が引き切れないじゃん!
こういう場合どうすんの?
減税しきれない場合どうなるの?
ちなみに日本人の年収の中央値っていくらか知ってますか?
・
・
・
約396万円です
ってことは所得税額が8.3万円くらいなので、家族4人だった場合は減税しきれないということになります(´・д・`)チーン
なんだよそれ!詐欺じゃねーか!って思った人!
安心てください。減税されますよ!
納税額が少なく、繰り越しても満額引き切れない場合、市区町村からの給付で調整する予定となっています。
減税と言っていますが、引けない分は現物支給されるようです。
住宅ローン減税と併用できるの?
住宅ローンを組んでいる人も多いと思いますが、その場合に住宅ローン減税(控除)を利用していると思います。
住宅ローン減税は、ローンを組んでいる金額の一部を控除する仕組みです。
控除されるのは所得税で、引ききれない場合には、住民税から控除されます。
定額減税と併用した場合、優先されるのは住宅ローン減税のほうなので、併用したとしても損することはありません。
そして、収入が低かった場合と同じく、定額減税で引ききれない場合は、現金給付となります。
ちなみに、差し引けないと見込まれる概算額は1万円単位で給付され、差額が0円超~1万円以下なら1万円、1万円超~2万円以下なら2万円の給付となるそうです。
税額によっては、4万円以上得する場合もありそうですね。
さいごに
今回は、簡単に定額減税の仕組みについて記事にしてみました。
個人的に気になることを中心に調べたので、個人事業主の方などは、改めて調べてみてください。
ふるさと納税に関しては書きませんでしたが、併用可能で、減税額に影響はないようですので、そちらも例年通り行うといいでしょう。
それでは今回はこのへんで!
また次回の記事で会いましょう!
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